プリンター・複合機を選ぶ時のコツ

1.プリンター・コピー機/複合機の基本スペックを理解しましょう

プリンター/複合機は機種がたくさんあり、選択に困るものです。ここでは、プリンター/複合機を選ぶときのコツについて、見ていきましょう。
まずは、プリンター/複合機を選ぶときの基本的なスペックを知ってください。
尚、刷機能だけを備えているものをプリンターと呼び、プリンター、コピーやスキャナもできるもの複合機と呼んでいます。

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出典:cweb.canon.jp
●インクの種類や色の数
プリンターには、インクジェットプリンターとレーザープリンターに2種類があります。インクジェットプリンターは、液体のインクを使って印刷するプリンターです。
レーザープリンターは、樹脂の粉(トナーパウダー)を熱で溶かして紙に定着させる印刷機です。ここでは、インクジェットプリンターについて見ていきましょう。詳しくは、「インクジェットプリンターとレーザープリンターの違いについて」の章で確認してください。

インクジェットプリンターには、「染料系」と「顔料系」の2種類のインクがあります。染料系は水性絵の具のように、滲みみやすいが、色の重ね合わせが得意で色再現性が高い。顔料系は油絵の具のように紙に乗りやすいが、色の重ね合わ せは苦手という特徴を持もっています。
最近では、基本となるC(青:シアン)、M(赤::マゼンタ)、Y(黄:イエロー)のカラー3色にB(ブラック)を合わせた4色プリンターや、6色プリンターは染料系のブラック、シアン、マゼンダ、イエローに加えて顔料系のブラック、グレーというインク構成です。
顔料系インクは色のにじみがないので、黒文字で文書をプリントするのに適しています。

●印刷解像度(dpi)
「印刷解像度(dpi)」とは、1インチあたりどれだけのドットを表現できるかを表す数です。4800×2400とか、5760×1440、9600×2400など、メーカーやモデルによってさまざまです。ここ最近のモデルでもdpi数はあまり変わっていないようですが、 技術的に画質は大幅に向上しているようです。
そのため、dpi数というのは一つの目安ではあるものの、あまり気にして十分にきれいな印字スペックを確保していると言えるでしょう。

●給紙トレイ数・トレイ容量
使い勝手を考える上で非常に重要なのが、この給紙トレイ数やトレイ容量です。給紙トレイが1つしかなければ、A4書類とL版写真を印刷するたびに紙を入れ替えなければなりません。
前面給紙はスマートに設置できる上に紙の補給も楽で便利ですが、厚めの紙に印刷する場合は紙が大きく反ってしまうこともあるので注意がひつようでしょう。そこで、背面にも手差し給紙トレイを搭載したモデルもあります。 従来のような背面給紙トレイとは違って1枚ずつの手差し専用ですが、厚紙や丸めたくない紙を印刷できるようになったことで、用途が広がりました。

●印刷速度
どれだけきれいに印刷できるかというのは、プリンターにとって最も大きな差別化ポインですが、もう一つ重要なのが「印刷速度」です。
特に注目したいのがA4版の印刷速度です。ただし、L版写真の印刷速度しか仕様表に表示していないモデルも多いので、この場合は、L版印刷が速ければA4印刷もある程度速いはずです。 メーカーや機種のスペックによって異なりますが、主なもので、A4普通紙(カラー)で約10〜18枚/分、A4普通紙(モノクロ)で約15〜20枚/分。L判写真で約14〜18秒程度といったところでしょう。

2.プリンター・コピー機/複合機選びの3つのポイント

プリンター/複合機の基本スペックを基に、プリンター・複合機選びのために、3つのポイントにまとめました。それぞれの解説をもとに、自社に合ったプリンター・複合機を選択してください。

●プリンター・複合機を機能・タイプで選ぶ
プリンター・複合機は機能的に、大きく「プリンター専用機」・「フォトプリンター」・「複合機」の3つのタイプに分かれます。
1台目の導入機器としては、やはり複合機をお薦めします。印刷やスキャン、コピーなどさまざまな操作を1つの機器でこなせるのが大変魅力です。複合機の場合、一般的にはビジネス用途で、高額商品ですが、家庭用でもハイエンド複合機の場合5〜6万円、最近では2〜3万円前後で購入 できるようになりました。「複合機はもう持っているので、写真印刷用にプリンター専用機が欲しい」といったように用途が決まっている場合を除き、基本的には複合機を購入しておけば間違いないでしょう。

プリンター専用機は複合機に比べて本体価格は安いのですが、設置面積やランニングコストには、ほとんど違いはなく、画質面でも複合機の方が同等もしくはそれ以上のため、価格以外にプリンター専用機を購入するメリットはほとんどないと言っていいでしょう。

●プリンター・複合機を画質で選ぶ
画質で選ぶ際には先に述べたように、インクには「染料系」と「顔料系」の2種類がありますが、染料系は色を重ね合わせることによって、発色や表現力は高いものの、普通紙などにはにじみ易いため、ビジネス文書には向きませんが、逆に、顔料系については、表現力は高くない ものの、にじみや退色に強く、ビジネス文書には適しています。
このため、すべて染料系もしくは顔料系というモデルのほか、カラーインクは染料系で、黒インクだけ顔料系といったモデル、黒インクだけ染料系と顔料系の2種類を用意するモデルなどさまざまな種類があり、それぞれの用途に応じ、機種を選択することをお薦めします。写真印刷 からビジネス文書まで幅広く使いたい人は顔料系ブラックを用意するモデルを選ぶといいでしょう。

●プリンター・複合機を使い勝手や速度、ランニングコストなどで選ぶ
使い勝手の良さを検討する上で重要なのは、「給紙方式・トレイ容量・用紙サイズ」・「印刷速度」・「コスト」です。
最初にチェックしておきたいのが、給紙方式やトレイの容量と用紙サイズです。家庭用の一般的な用途としては「A4サイズ」や「L判・ハガキサイズの写真印刷」が中心でしょうが、ビジネスの場合は、この他に、A3やB5・4サイズは外せません。また、印刷速度はビジネス用途では欠かせません。

基本的には、レーザー方式の方がインクジェット方式よりも早く印刷できます。最近ではレーザー方式に近い速度で印刷ができるインクジェット方式のプリンターもありますが、カラー印刷などはレーザー方式の方が優位です。
次にコストですが、レーザー方式とインクジェット方式の機種では、インクカートリッジの消費速度が異なります。一般的に、インクジェット方式よりもレーザー方式の方が、1カートリッジ当たり多くの量を印刷できます。
また、インクジェット方式のプリンターはモノクロ印刷の際にカラーインクを消費するので、モノクロ印刷を行う頻度が高い場合は、レーザー方式のプリンターの方がカートリッジのコストを削減できるでしょう。ビジネスにおいては、機器の購入コストの他に、ランニングコストが一番重視されます。 基本的には、「カウンター契約」・「キット契約」・「保守契約」・「スポット契約」がありますが、主には、「カウンター契約」・「キット契約」を選択することになるでしょう。詳しくは「カウンターとキット方式の違い」の章で述べますが、どれを選ぶかによってランニングコストが異なります。

カウンター契約では印刷した用紙の枚数によって、キット契約は消耗品のキットトナー購入(定量メンテナンス料込み)し、消耗品が必要都度コストがかかります。トナー使用量が多いデータを印刷することが多いビジネスの場合はカウンター契約、少ない場合はコピーキット契約かスポット契約が良いでしょう。

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