話題のコラムを読んで|サガス雑記

コピー機の中身をみてみよう、という興味

2025-02-20

キッズ・フロンティア・ワークショップ「カラーコピー機の秘密をさぐれ!」(PR TIMES 公益財団法人日本科学技術振興財団より)

「コンビニなどでお友達のノートや資料をコピーしたことがありますか?」
おそらく、社会人になるまで一度もコピーを取ったことがないという方は、かなり稀な存在ではないでしょうか。
しかし、そのコピーの仕組みについて詳しく知っている方もまた、かなりの少数派でしょう。

3月8日と9日に東京・科学技術館で、その謎に迫るキッズワークショップが開催されるという記事を見ました。
子どもは身の回りの「なぜ?」に興味を持ちやすいものですが、
コピー機の仕組みについては、大人でも分からないことが多いのではないでしょうか。
しかも、業務用の複合機の世界シェアを見ると、日本はトップクラスであり、
その技術は「お家芸」と言えるほどの存在です。これは興味深いテーマになること間違いなしですね。

私たちはコピー機の販売・リースを生業としてもう30年以上が経過しますが、
その精密で繊細な技術にはいつも感服するばかりです。
ペーパーレス化が進んでいるとはいえ、「これはやっぱり紙に出さないと」という文化が消える気配はありません。
つまり、コピー機の技術はこれからも進化し、引き継がれていくのでしょう。

ただ、コピー機・複合機はここ数年、大きなイノベーションが生まれていないのもまた事実であり、悩ましいところです。
こういったキッズワークショップに参加した子どもたちから、
将来、大人が驚くような発明のアイデアが生まれてくれれば面白いなぁ、などと思うのです。