キヤノンMJが道路橋老朽化の危機を救う?
2024-12-19
『キヤノンMJが道路橋老朽化の危機を救う?「インスペクションEYE for インフラ」が目指す次世代の点検業務とは』(キヤノンマーケティングジャパン blogより)
「キヤノン」といえばカメラという人も少なくないと思うのですが、以前から自社ブランドでネットワークカメラを製造販売していたり、
世界のネットワークカメラの老舗「AXIS」を2015年に傘下に収めたこともあり、キヤノンには映像・画像処理のソリューションが多くあります。
今回見たのは、その中でも、画像で道路橋などの老朽化を可視化して、修復すべきポイントを示す、などができる「インスペクションEYE for インフラ」というサービスの紹介です。
普段から東京都内を歩いていると、例えば日本橋近辺の高速道路なら、前の東京オリンピックの頃に建設された高速道路が走っていたり、
環状線や主要な国道の陸橋なんかも、かなり年代を感じる建築物になっていると感じられます。
なんか、鉄筋入りのコンクリートだと、いつまでもその耐久性は保たれているように感じてしまいますが、もちろんそんなことはなくて危険な状態になっている所も多いのでしょう。
ただ、それを全部入れ替えるのは現実的に難しいし、コストも莫大なものになるでしょう。
そこでインフラ点検に画像技術を加えて処理することで、本当に修復が必要な箇所をあぶり出していって効率よく修繕するのが最適解ということなんだろうな、と思います。
現場に直接触れる場所で活躍する技術・イノベーションって、何だかそれだけ価値があるものと感じますよね。
次の50年に向けて、道路などのインフラの差し替えも、こういった技術を使って実現可能性をどんどんあげていってほしいです。