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小売店・アパレルの複合機選び|店内で刷るのは連絡書類と伝票。ラベルや宅配伝票は用紙の厚さ、ラフデザインはサンプルで確認

【この記事の要点:業務の書類が中心。ラベルと伝票は厚さ、デザインはサンプルで】
  • 小売店などで、お客様に見せる印刷物はおそらく専門業者に頼むことになります。手元の複合機で印刷するのは、業務上の連絡書類、伝票、注文書、納品に関する書類などが中心のようです。
  • たまにラベルシールの印刷のご相談があります(おそらくプライスカード系)。あとは宅配便の伝票系です。これは用紙の厚さを事前に確認したほうがいいでしょう。
  • ラフデザインの印刷をされるところもあるので、そういう場合は飲食店などと同じように、事前にその機種のサンプルプリントを取り寄せることをおすすめしています。

アパレルショップのバックヤードで、複合機から伝票や納品書を印刷している様子

小売店やアパレルショップのバックヤードでは、入荷や出荷、本部とのやり取りなど、表からは見えない仕事がたくさん動いています。複合機は、そうした裏方の仕事を支える機械です。 私たちは秋葉原の複合機専門店として、業界で40年近く、さまざまな業種に複合機を納めてきました。小売店の場合、店の複合機で何を刷るのかを整理すると、必要な機種が見えてきます。 このコラムでは、小売店・アパレルで複合機を選ぶときに知っておきたいことを、店で刷るもの、ラベルや伝票の用紙、デザインの印刷に分けてお伝えします。

1. お客様に見せる印刷物は、専門業者に

小売店などで、お客様に見せる印刷物は、おそらく専門の業者に頼むことになります。 店頭のポスターやのぼり、チラシ、ショッパー、ブランドのカタログ。お客様の目に触れる印刷物は、お店やブランドのイメージそのものです。紙の質感や色、大きさにこだわって、専門の印刷業者に頼むのが一般的です。

そのため、店の複合機に、こうした印刷物の仕上がりまで求める必要はあまりありません。外注と社内で刷るものの考え方はオンデマンド印刷とオフセット印刷の違いでご紹介しています。

2. 店の複合機は、連絡書類と伝票が中心

手元の複合機で印刷するのは、業務上の連絡書類や伝票などのようです。注文書や、納品に関する書類なども印刷します。 本部からの連絡や、店舗どうしのやり取り、商品の発注書、入荷のときの納品書の控え。小売店のバックヤードでは、こうした業務の書類を印刷したりコピーしたりする場面が中心です。

業務の書類は、白黒で十分なものがほとんどです。たくさんの機能より、毎日の書類を安定して刷れることが大切です。取引先とのやり取りにFAXを使う場合は、FAXが残り続けている背景をFAXをやめられない業界はどこ?でご紹介しています。

3. ラベルや宅配便の伝票は、用紙の厚さを確認

たまに、ラベルシールの印刷のご相談があります。おそらくプライスカード系なのでしょう。あとは、宅配便の伝票系です。これは、用紙の厚さを事前に確認したほうがいいでしょう。 商品に貼るプライスカードのラベルや、お客様の商品を送るための宅配便の伝票を、店の複合機で印刷したいというご相談もあります。ところが、ラベルシールや伝票の用紙は、ふつうのコピー用紙より厚かったり、裏に台紙が付いていたりします。

複合機には、使える用紙の厚さに限りがあります。厚すぎる用紙を使うと、紙詰まりの原因になったり、うまく印刷できなかったりします。使いたいラベルや伝票の用紙が、その機種で使えるかどうかを、導入の前に確かめておきましょう。用紙の厚さの基本はコピー用紙はどう選ぶべきかで、ラベル印刷に向いた機械との使い分けは複合機と小型プリンターの併用でご説明しています。

4. ラフデザインを刷るなら、サンプルプリントで

ラフデザインの印刷をされるところもあるので、そういう場合は飲食店などと同様に、事前にその機種のサンプルプリントを取り寄せるなどをおすすめしています。 アパレルなどでは、商品のデザインや売り場のレイアウト、POPのラフ案などを、店や本部で印刷して確かめることがあります。デザインを確かめるための印刷では、色の出方が大切です。

複合機の色の出方は、メーカーや機種によって違います。実際に使うデザインのデータで、候補の機種のサンプルプリントを出してもらえば、色の出方を自分の目で確かめられます。サンプルを比べるときのポイントは複合機のデモ・ショールームで必ず試すべき7項目で、色の再現についてはコピー機のカラーマネジメントとは?でご紹介しています。

5. 店で刷るものを書き出してから選ぶ

機種を選ぶ前に、店で刷るものと、専門業者に頼むものを書き出してみるのがおすすめです。 たとえば、次のように整理しておくと、必要な機能が見えてきます。

  • 業務の書類(連絡書類、伝票、注文書、納品書) → 白黒中心で、安定して刷れること
  • ラベルや宅配便の伝票 → 使う用紙の厚さに対応しているか
  • ラフデザイン → 色の出方をサンプルプリントで確認
  • お客様に見せる印刷物 → 専門業者に任せる

バックヤードが狭いお店では、置き場所の広さも確かめておきましょう。狭い場所に合う機種の考え方は狭いオフィスに合う複合機とは?でまとめています。

結論: 業務の書類を軸に、用紙と色は事前に確かめる

小売店やアパレルでは、お客様に見せる印刷物は専門業者に任せ、店の複合機では業務の連絡書類や伝票、注文書、納品の書類を刷るのが中心です。

プライスカードのラベルや宅配便の伝票を刷るなら、用紙の厚さをその機種で使えるか、事前に確認を。ラフデザインを刷るなら、サンプルプリントで色の出方を確かめておきましょう。店で刷るものを整理しておけば、過不足のない一台を選べます。

小売店・アパレルの複合機に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 小売店では、複合機で何を印刷することが多いですか?

業務上の連絡書類や伝票、注文書、納品に関する書類などが中心のようです。お客様に見せる印刷物は、おそらく専門の業者に頼むことが多いでしょう。

Q2. プライスカードのラベルを、複合機で印刷できますか?

ラベルシールの印刷のご相談はたまにあります。ラベルの用紙はふつうのコピー用紙より厚かったり台紙が付いていたりするので、使いたい用紙がその機種で使えるかどうかを、事前に確認しておきましょう。

Q3. 宅配便の伝票を、複合機で印刷するときの注意点は?

伝票の用紙の厚さを事前に確認したほうがいいでしょう。複合機には使える用紙の厚さに限りがあり、厚すぎる用紙は紙詰まりの原因になったり、うまく印刷できなかったりします。

Q4. デザインのラフを印刷したいのですが、何に気をつければいいですか?

色の出方は機種によって違うので、飲食店のメニュー印刷などと同じように、事前にその機種のサンプルプリントを取り寄せて確かめるのがおすすめです。実際に使うデザインのデータで確認すると安心です。

Q5. 小売店の複合機は、どう選べばいいですか?

店で刷るものと、専門業者に頼むものを書き出してみるのがおすすめです。業務の書類が中心なら安定して刷れること、ラベルや伝票を刷るなら用紙の厚さ、デザインを刷るなら色の出方を確かめて選びましょう。

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