2026年に複合機・コピー機を選ぶ基準は、次の5点です。 (1)クラウド連携(場所を選ばない業務)、(2)セキュリティの高度化(ランサムウェア等への対応)、(3)省エネ・サステナビリティ、(4)AIによる自動化(画質補正・OCR・予知保全)、(5)ハイブリッドワーク対応。 いまの複合機は「単なる印刷機」から「オフィスのDXハブ」へ進化しており、この5点を押さえることで、業務効率化とコスト削減を同時に実現できます。
2026年・複合機選定の5大ポイント早見表
| 選定ポイント | 押さえるべき機能 | 得られる効果 |
|---|---|---|
| 1. クラウド連携 | Google Drive・Dropbox等へ直接保存、スマホ印刷 | 場所を選ばず業務、出社不要 |
| 2. セキュリティ | ユーザー認証・暗号化・自己回復・自動更新 | 情報漏洩・サイバー攻撃を防止 |
| 3. 省エネ・サステナ | スリープ時1W以下・再生プラ・低温定着トナー | 電気代削減・企業評価の向上 |
| 4. AI・自動化 | 画質自動補正・高精度OCR・予知保全 | 入力作業の自動化・停止リスク減 |
| 5. ハイブリッドワーク | FAX自動PDF転送・ロケーションフリー印刷 | 在宅でも出社でも効率を維持 |
1. クラウド連携の強化(どこでも働ける環境へ)
業務のクラウド化が当たり前となった今、スキャンした書類をPCを介さずに直接クラウドストレージ(Google Drive、Dropbox、OneDrive、Boxなど)へ保存したり、外出先からスマホでクラウド上のデータを印刷したりすることが標準的になりつつあります。
これにより、出社しなくてもFAX確認や書類整理が可能になり、業務スピードが劇的に向上します。
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2. セキュリティの高度化(ゼロトラスト対応)
サイバー攻撃の巧妙化に伴い、「紙の置き忘れ」などの物理的なリスクだけでなく、ネットワーク経由でのデータ漏洩を防ぐ機能が標準化しています。
特に、改正個人情報保護法や電子帳簿保存法への対応も複合機選びの重要な視点です。
- ユーザー認証(ICカード/生体認証):
許可された社員のみが操作できるようにし、「誰が・いつ・何を」印刷したかをログとして管理します。 - データ暗号化と自動消去:
HDD/SSD内のデータを暗号化し、印刷・送信完了後に自動的に上書き消去することで、廃棄時や盗難時の情報漏洩を防ぎます。 - 自己回復機能(BIOS保護):
HP製複合機などに搭載されている機能で、ウイルス感染や不正な改ざんを検知すると、自動的に再起動して正常な状態へ復旧します。 - ファームウェアの自動更新:
常に最新のセキュリティパッチを適用し、新たな脆弱性から機器を守ります。
3. サステナビリティ・省エネ性能
最新機種では、従来のモデルに比べて消費電力を大幅に削減(スリープ時の消費電力1W以下など)しつつ、再生プラスチックの使用率を高めたモデルが増えています。
また、低温定着トナーの採用により、印刷時の熱エネルギーを抑え、電気代の削減にも貢献します。
4. AIと自動化技術の活用
・画質の自動補正:
原稿の種類(文字、写真、図面など)をAIが判別し、最適な濃度や解像度で印刷・スキャンします。
・OCR(文字認識)の精度向上:
スキャンした請求書や領収書の文字を高精度で読み取り、自動でファイル名を付けて保存したり、会計システムの指定フォルダへ振り分けたりする処理が可能です。
・予知保全:
トナー切れや部品の摩耗をAIが予測し、故障して止まる前に自動でサービスマンを手配したり、トナーを配送したりする仕組みが普及しています。
5. ハイブリッドワークへの対応
会社に届いたFAXを自動でPDF化し、TeamsやSlack、メールへ転送する機能はもはや必須です。
また、自宅やサテライトオフィスから会社の複合機へ印刷指示を出しておき、出社時にICカード認証で出力する「ロケーションフリー印刷」なども、セキュリティと利便性を両立する機能として注目されています。
6. まとめ:DX時代の選び方
クラウド連携による業務効率化、強固なセキュリティによるリスク管理、そしてAIによる自動化。これらを備えた最新の複合機を導入することで、バックオフィス業務の負担を大幅に減らすことができます。
サガスでは、お客様の業務フローや課題をヒアリングし、数あるメーカーの中から「御社にとって最適解となる一台」をご提案します。「今の機種は古くて使いにくい」「もっと効率的に働きたい」とお考えなら、ぜひ一度ご相談ください。
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動画で見る:複合機が「印刷機」からDXハブへ変わるまで
結論を先に示すと、複合機の主役交代は「速く刷る箱」から「読む・名付ける・しまうを肩代わりするDXハブ」への移行です。下の動画は、その流れを5つの変化で順に解説したものです。お時間がない方のために、動画の内容はテキスト版も併記しています。
動画の内容 (テキスト版)
複合機は、いつのまにか「印刷機」ではなくなりました。この動画では、コピーを取るだけの機械だった複合機が、なぜ今、オフィスのDXハブへと主役交代したのかを、5つの変化で順に追います。
ひと昔前、複合機に求められたのは「速く・きれいに・止まらず刷る」ことだけでした。選ぶ基準も印刷スピードと1枚あたりのコスト。けれど、その時代は終わりつつあります。
最初の変化は、紙の扱われ方です。スキャンした書類はPCを経由せずクラウドへ直接流れ、届いたFAXは自動でPDF化されてチャットやメールに転送される。紙は「刷るもの」から「データの入り口」へ変わり、複合機は紙とデジタルをつなぐゲートウェイになりました。
次に、複合機が「考える」ようになります。AIが請求書や領収書の取引先名・日付・金額を読み取り、自動でファイル名をつけ、決められたフォルダへ振り分ける。人がやっていた「読む・名付ける・しまう」が、スキャン一回の裏側で終わる。さらに予知保全で、止まる前にトナーや部品の手配が動く。複合機は事務作業を肩代わりする「同僚」に近づきました。
役割が増えれば守るものも増えます。情報漏洩の中心は「紙の置き忘れ」から「ネットワーク経由」へ移り、ユーザー認証・データ暗号化と自動消去・改ざんからの自己回復・ファームウェアの自動更新が標準になりました。複合機のセキュリティはPCと同じ土俵に上がっています。
だから、選び方も変わります。1枚あたりの印刷単価ではなく、どれだけ自社の仕事を肩代わりし、DXを前に進めてくれるかが基準です。ただし注意点が1つ。これだけ働く複合機を「使うほど課金される」カウンター料金で持つと、自動化のメリットがコストに食われます。サガスはカウンター料金を0円にしたモデルでこの矛盾に答えています。選び方の5つの軸は、この記事の本文で詳しく解説しています。
章立て
- 00:00 複合機はもう「印刷機」じゃない
- 00:19 かつての複合機は「速く・きれいに・止まらず刷る箱」だった
- 00:40 紙が「データの入り口」に変わった
- 01:07 複合機が「読む・名付ける・しまう」を肩代わりする
- 01:45 守りは「紙の置き忘れ」から「ネットワーク防衛」へ
- 02:14 選ぶ基準は「印刷単価」から「DX推進力」へ
- 02:47 まとめ:複合機はオフィスのDXハブへ
参考: この自動化が現場でどう動いたか (実録)
よくある質問(FAQ)
Q. 2026年に複合機・コピー機を選ぶとき、何を基準にすればいいですか?
A. 5点が基準です。(1)クラウド連携、(2)セキュリティの高度化、(3)省エネ・サステナビリティ、(4)AIによる自動化、(5)ハイブリッドワーク対応。印刷コストだけでなく、自社のDXをどれだけ進められるかで選ぶのが2026年の考え方です。
Q. 複合機のセキュリティ対策には何が必要ですか?
A. ユーザー認証(ICカード/生体認証)、データの暗号化と印刷後の自動消去、BIOSの自己回復機能、ファームウェアの自動更新の4点が中心です。改正個人情報保護法・電子帳簿保存法への対応も重要な視点です。
Q. 複合機のクラウド連携では何ができますか?
A. PCを介さずにGoogle Drive・Dropbox・OneDrive・Boxなどへ直接スキャン保存でき、外出先からスマホでクラウド上のデータを印刷できます。届いたFAXをPDF化してクラウドやチャットへ転送することも可能です。
Q. 複合機のAI機能で何が変わりますか?
A. 原稿の種類をAIが判別して画質を自動補正し、スキャンした請求書・領収書の文字を高精度OCRで読み取って自動でファイル名付け・振り分けができます。さらに予知保全で、故障前にトナー配送やサービス手配が行われます。
Q. ハイブリッドワークに複合機は対応できますか?
A. 対応できます。届いたFAXを自動でPDF化してTeams・Slack・メールへ転送したり、自宅から印刷指示を出して出社時にICカード認証で出力する「ロケーションフリー印刷」など、在宅でも出社でも効率を保つ機能があります。

