複合機の保守には、メーカーのエンジニアが修理する「メーカーメンテナンス」と、販売店が修理する「自社メンテナンス」の2種類があります。長期的な安定稼働と全国対応を重視するなら、移転先でも保守を続けられるメーカーメンテナンスが最適解です。
- 保守契約は必須:業務用複合機は長く使えば必ず故障し、都度払いのスポット修理は1回数万〜十数万円と高額です。保守契約を結んで、予期せぬ出費と業務の停止に備えます。
- 契約前の確認点:自社保守はエリアが狭く、移転すると保守打ち切りの恐れがあります。「土日対応の有無」と「対応エリア(移転時の可否)」は必ず確認しましょう。
- 故障時のコツ:画面のエラーコードと発生状況を具体的に伝えると、エンジニアが必要な部品を持参でき、1回の訪問で直る確率が上がります。
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コピー機のアフターサポートとは?メーカー保守と自社保守の違い
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1. なぜ複合機には「保守契約」が必要なのか?
業務用複合機は数万点の精密部品でできており、長く使えば必ず故障します。都度払いのスポット修理は1回数万〜十数万円と高額になるため、保守契約が一般的です。
家庭用プリンターと違い、紙詰まり、トナーの定着不良、ネットワークエラーなど、長く使えば必ず何らかのトラブルが発生します。
そのため、業務用複合機では「カウンター保守契約」を結ぶのが一般的です。これにより、トナー代と修理費(部品代・技術料・出張費)がすべて無料になり、予期せぬ出費を防いで業務を継続できます。
関連記事⇒「コピー機/複合機の保守契約について」 / リース契約と保守メンテナンスの違い
2. 「メーカー保守」vs「自社保守」決定的な違い
最大の違いは「対応エリア」と「移転時の継続性」です。メーカー保守は全国対応・移転先でも継続可能、自社保守は近隣エリア限定で移転時に打ち切りの恐れがあります。契約前にどちらのタイプか必ず確認しましょう。
| 項目 | メーカーメンテナンス | 自社メンテナンス(販売店独自) |
|---|---|---|
| 修理担当 | メーカーの正規エンジニア | 販売店のスタッフ |
| 対応エリア | 日本全国どこでもOK | 販売店の近隣エリア限定 |
| 部品在庫 | 豊富(物流網がある) | 店舗在庫に依存 |
| 移転時の対応 | 移転先でも継続可能 | エリア外だと保守打ち切りの恐れあり |
サガスが「メーカーメンテナンス」を推奨する理由
自社メンテナンスは「独自の激安カウンター単価」を提示できる場合がありますが、対応エリアが狭かったり、技術力にばらつきがあったりするリスクがあります。
一方、メーカーメンテナンスなら、北海道から沖縄まで均質なサービスを受けられ、将来オフィスが移転しても保守契約を継続できます。ビジネスの安定性を考えるなら、メーカーメンテナンス一択です。
3. トラブル発生!サポートを賢く利用するコツ
故障時は「エラーコード」と「発生状況」を具体的に伝えると、1回の訪問で直る確率が上がります。サポートセンターへの連絡をスムーズに行うためのポイントです。
(1) エラーコードを控える
複合機の画面に表示されている英数字(例: C-001など)を伝えると、エンジニアは必要な交換部品を予測して持参できるため、1回の訪問で直る確率が高まります。
(2) 発生状況を具体的に
「印刷できない」だけでなく、「PCからはできるがコピーができない」「特定のトレイだけ紙詰まりする」など、状況を切り分けて伝えると解決が早まります。
4. 満足度を高める「土日対応」のチェック
多くのメーカー保守は「平日 9:00〜17:00」が基本で、土日対応の可否はメーカーによって異なります。土日稼働の業種は導入前の確認が必須です。
・シャープ: 多くのエリアで土曜日の修理対応が基本料金に含まれています(対応内容はエリアや契約により異なります)。
・キヤノン・富士フイルム等: 土日祝日の対応は「有償オプション(24時間365日保守など)」となるケースが一般的です。
サガスでは、お客様の稼働日や時間帯に合わせて、最適な保守プランを持つメーカーをご提案します。「土曜日に止まると困る!」という方は、必ず最初にご相談ください。
関連記事⇒「土曜も仕事をしている方へのおすすめ複合機」
5. まとめ:止まらないオフィスのために
複合機の満足度は「導入価格」ではなく「導入後の安心感」で決まります。安くても故障時にすぐ直らなければ、結果的に高い買い物になります。
【アフターサポート選びの3箇条】
1. 全国対応の「メーカーメンテナンス」を選ぶ。
2. 業務時間(土日稼働など)に合った「受付時間」を確認する。
3. 困った時に相談できる「信頼できる販売店」から買う。
サガスは創業39年、全国対応のメーカーメンテナンスを基本とした商品のみを取り扱っています。
お客様の設置場所や業種に合わせ、最も安心して長く使える一台をご提案いたします。
あわせて読みたい⇒失敗しないコピー機の選び方 / コピー機・複合機の耐用年数は?
動画で見る:複合機の「直し方」はどう変わってきたか
結論を先に示すと、業務用複合機の安心は「送り返して待つ」のではなく「人が来てその場で直す」オンサイト保守にあります。そのうえで、その安心を"カウンター"で持つか"カウンターフリー"で持つかは、自社の使い方で選べる時代になりました。下の動画は、複合機の直し方の進化を短くまとめたものです。動画の内容はテキスト版も併記しています。
動画の内容 (テキスト版)
オフィスの複合機が、ある朝動かなくなった。さあ、どう直りますか。今日は、複合機の「直し方」がどう変わってきたのか、という話をします。
家庭用のプリンターを思い出してください。壊れたら、箱に詰めて送り返し、修理されて戻ってくるまで数日から数週間待つ。家庭用にありがちな「センドバック」方式です。一台しかなければ、その間は使えません。家庭ならまだ我慢できますが、これがオフィスの複合機だったら、業務が止まってしまいます。
そこで業務用の世界では、「人が来てその場で直す」オンサイト保守が基本になりました。保守契約を結んでおけば、故障の連絡を受けたエンジニアが、必要な部品を持って現地に来て、その場で直す。送って待つのではなく、来て直す。これが、業務用複合機の安心の正体です。
しかも、直りの速さは使う側の一手間でも変わります。複合機の画面に出るエラーコードと、どんな状況で止まったのかを控えて伝えておく。それだけで、エンジニアは必要な部品を予測して持参でき、一度の訪問で直る確率が上がります。
ここまでが、保守の「中身」の話です。保守の安心そのものは、業務用なら外せません。そのうえで、最近はもう一つ、選べるものが増えました。その安心を、印刷した枚数で払う「カウンター」で持つのか、枚数に費用が連動しない「カウンターフリー」で持つのか。どちらが正解という話ではなく、自社の使い方に合うほうを選べる時代になった、ということです。複合機のサポートの選び方、メーカー保守と自社保守の違いは、このページの本文にまとめています。
章立て
- 00:00 複合機が止まったとき、どう直る?
- 00:12 家庭用にありがちな「送り返して待つ」修理
- 00:37 業務用は「人が来てその場で直す」オンサイト保守
- 01:04 エラーコードを起点に、一度の訪問で直す
- 01:36 まとめ:保守は外せない、あとは持ち方を選べる時代
※出張修理など保守の対応範囲は契約内容によります。
参考:お客様から聞いた、ある修理の日の話 (実録)
よくある質問(FAQ)
Q. コピー機・複合機に保守契約は必要ですか?
A. 業務用なら必要です。精密部品が多く長く使えば必ず故障し、都度払いのスポット修理は1回数万〜十数万円と高額になります。カウンター保守契約を結べば、トナー代と修理費(部品・技術料・出張費)が料金に含まれ、予期せぬ出費を防げます。
→ 関連コラム:リースと保守の違いと関係
Q. メーカー保守と自社保守(販売店保守)の違いは何ですか?
A. メーカー保守は正規エンジニアが全国対応し、部品在庫も豊富で、移転先でも継続できます。自社保守は販売店のスタッフが対応し、独自の安い単価を出せる反面、近隣エリア限定で、移転すると保守が打ち切りになる恐れがあります。
Q. カウンター保守料金には何が含まれますか?
A. トナー代と、修理にかかる部品代・技術料・出張費が含まれます。印刷枚数に応じたカウンター単価を支払う仕組みで、追加の修理費が原則発生しないため、コストが読みやすいのが特長です。
→ 関連コラム:カウンター保守とキット保守の違い
Q. コピー機の保守は土日も対応してもらえますか?
A. メーカーによって異なります。シャープは多くのエリアで土曜の修理対応が基本料金に含まれることが多く、キヤノンや富士フイルム等は土日祝の対応が有償オプション(24時間365日保守など)となるのが一般的です。土日稼働の業種は導入前に必ず確認しましょう。
Q. オフィスを移転しても保守は続けられますか?
A. メーカー保守なら全国対応のため、移転先でもそのまま継続できます。自社保守の場合は、移転先が販売店のエリア外になると保守を打ち切られる恐れがあるため、移転の可能性があるならメーカー保守が安心です。
Q. 故障時に1回で直してもらうコツはありますか?
A. 画面のエラーコード(例: C-001など)と、発生状況(「PCからは印刷できるがコピーができない」「特定トレイだけ紙詰まり」など)を具体的に伝えることです。エンジニアが必要な部品を予測して持参できるため、1回の訪問で直る確率が高まります。
→ 関連コラム:コピー機・複合機のトラブル解決ガイド
Q. 長く使っている古い複合機でも、保守は受けられますか?
A. メーカーは製造終了後も一定期間は補修用部品を保有していますが、その期間を過ぎると部品が手に入らず、保守契約の更新を断られたり、修理ができなくなったりすることがあります。長く使っている機種は、保守を受けられる期間を販売店に確認し、入れ替えの時期もあわせて検討しておくと安心です。
→ 関連コラム:コピー機・複合機の入れ替えで失敗しないための注意点
