コピー機・複合機を使いこなすコツは3つです。(1)基本機能(コピー・スキャン・FAX・印刷)の正しい手順を知る、(2)紙詰まり等のトラブルでは無理をせず報告する、(3)次に使う人への配慮(マナー)を忘れない。 これらを押さえるだけで、機械への苦手意識がなくなり、オフィスの業務効率が改善します。
1. コピー機・複合機の基本操作
基本機能はコピー・スキャン・FAX・プリントの4つ。初心者はまず「オート(自動)」やデフォルト設定から始めるのが確実です。
文書をセットする際には、スキャナーベッド上に正確に配置し、ページが平らでしわや折れ目がないようにします。
通常、コピー機・複合機にはコピーの設定を調整するためのボタンやメニューがありますので、必要に応じて、コピーの枚数、カラー/モノクロ、用紙サイズ、拡大/縮小などの設定を選択します。
初心者には、まずは「オート(自動)」やデフォルト設定を使用することもオススメです。
複合機のスキャナーベッド(またはフィーダー)にスキャンしたい文書や画像をセットします。文書が正確に配置されているか確認しましょう。
通常、複合機にはスキャンの設定を調整するためのボタンやメニューがありますので、必要に応じて、スキャンの解像度、カラー/モノクロ、ファイル形式(PDF、JPEGなど)、スキャン範囲などの設定を選択します。
送信先番号、送信モードの設定を行います。
FAXを送信するためには、送信用の用紙をフィーダーにセットします。送信先の電話番号を入力します。多くのFAX機はテンキーまたはボタンで番号を入力できます。
国際FAXの場合、国際ダイヤルコード(例: 001)を最初に入力することが必要です。
プリンタ機能を使用する場合、文書を印刷する前にパソコンからプリントの設定を調整します。
設定には用紙サイズ、カラー/モノクロ、印刷品質などが含まれます。印刷したい文書をパソコンから選択し、印刷オプションで必要な設定を確認します。
設定が完了したら、印刷ボタンをクリックまたはタップして印刷を開始します。文書は複合機から自動的に出力されます。
2. 一般的なトラブルと対処法
トラブルで最も大切なのは「無理をしないこと」。特に紙詰まりは強引に引っ張らず、奥で詰まっていたら管理者やサポートに報告します。
複合機の画面に表示される指示に従い、注意深く詰まった紙を取り除きます。この際、強引に引っ張らないように注意してください。紙がちぎれて破片が奥に残ると、さらに深刻な故障に繋がります。
もし機械の奥深くに詰まっているようでしたら、無理をせず、すぐにオフィスの管理者や技術サポートに報告しましょう。
正しい型番のトナーを用意し、取扱説明書や画面の案内に沿って交換します。
昨今のコピー機・複合機のトナーはカセット式になっているので交換自体は簡単ですが、微細な粉末ですので、トナーの吹きこぼれで手や服を汚さないように注意してください。
使い終わったトナー(カートリッジ)は必ずビニール袋等に入れ、保守サービス会社に回収の依頼をしましょう。
接続確認、ドライバーの更新など基本的なトラブルシューティングを行います。
何らかの原因でパソコンのIPアドレス(設定)が変わっている場合がありますので、コピー機・複合機に登録してある宛先の情報と、現在のパソコンの情報が一致しているか確認しましょう。
送信先番号の確認、通信状態のチェックを行います。
故障ではなく、単純に相手先のFAX回線が混み合っていて送れない場合も多くあります。その時は少し時間を置いてから再送信を試みましょう。
3. オフィスでコピー機・複合機を使う為のマナー
快適なオフィスのカギは、予約順の尊重・補充の報告・騒音への配慮・取り忘れ防止・プライバシー・故障報告・速やかな作業の7つです。同僚への配慮やオフィスのルールを尊重しましょう。
オフィスでコピー機を利用する前に、予約や利用順番のルールがある場合はそれを確認してください。他の人が大量のコピーを予約している場合は、その順番を尊重しましょう。
用紙トレイが空になったり、トナー交換が必要になった時のために、事前にストックの場所を確認しておきましょう。ストックが少ない場合は、次に使う人が困らないよう、すぐに管理者に報告するのがマナーです。
コピー機は動作音がします。他の人の集中を妨げたり、電話応対の邪魔にならないよう、特に静かな場所での利用には気を付けましょう。大量コピーはピーク時間を避ける工夫も大切です。
印刷物をトレイに残したままにしないよう注意しましょう。情報の混ざりや紛失の原因になるだけでなく、セキュリティ上の大きなリスクになります。
他人の個人情報や機密情報が含まれる文書を取り扱う際、誤って他人の情報をコピーしたり、他人の印刷物を覗き見たりしないよう、常に意識を高く持ちましょう。
トラブルが発生したら放置せず、すぐに管理者に報告しましょう。あなたが「言わなくても誰かが気づくだろう」と思うと、オフィスの業務全体が止まってしまうことになりかねません。
長時間コピー機を占拠することは、他の人の業務に影響を与えます。準備をしっかり整えてから機械の前に立ち、迅速に作業を終えるよう心がけましょう。
4. まとめ
基本操作の理解とトラブル対処の知識、そしてマナーの実践。この3つがそろえば、初心者でも自信を持って複合機を扱えます。
オフィスの快適な運営には、個人のスキルだけでなく、マナーの実践も重要です。他人への配慮を忘れずに業務を行いましょう。この記事が皆さんのオフィスライフの一助となれば幸いです。
あわせて読みたい⇒複合機の便利な機能 / メーカー保守と自社保守の違い / 失敗しないコピー機の選び方
よくある質問(FAQ)
Q. コピー機で紙詰まりが起きたらどうすればいいですか?
A. 画面の指示に従い、詰まった紙をゆっくり取り除きます。強引に引っ張ると紙がちぎれて破片が奥に残り、深刻な故障につながるため厳禁です。奥深くで詰まっている場合は無理をせず、すぐに管理者や保守サポートに報告しましょう。
Q. トナーの交換は自分でできますか?
A. できます。最近のトナーはカセット式で交換は簡単です。正しい型番を用意し、画面の案内に沿って差し替えます。微細な粉末なので手や服を汚さないよう注意し、使用済みカートリッジはビニール袋に入れて保守会社に回収を依頼します。
Q. スキャンしたデータがPCに届きません。どうすれば?
A. PCのIPアドレスが変わっていることが多い原因です。複合機に登録された送信先(宛先)の情報と、現在のPCの情報が一致しているか確認してください。あわせて接続状態やドライバーの更新もチェックします。
Q. FAXが送信できないときの対処法は?
A. まず送信先番号と通信状態を確認します。故障ではなく、相手先のFAX回線が混み合っているだけのことも多いので、少し時間を置いてから再送信を試してください。
Q. オフィスでコピー機を使うときのマナーは?
A. 予約順を尊重する、用紙・トナーの残量を報告する、騒音に配慮する、印刷物を取り忘れない、プライバシーに注意する、故障はすぐ報告する、長時間占拠せず速やかに作業する――この7つが基本です。

